スピカのウマ娘はなかなかスランプから脱出しない。そこでトレーナーは今年も海辺での秋合宿を行う。今回はチームに分けて対抗戦にする。チーム分けは、スズカはスペ子と離れ、ダスカはウォッカと分かれる。馴れ合いを避けるためだ。
最初は戸惑う両チームだったが、最後のトライアスロンでスズカがついに本気で走ることができるようになった。
一方、凱旋門賞の出走するエルコンドルパサーは凱旋門賞一番人気のブロワイエ(史実ではモンジュ、仏愛ダービー馬) に会えた喜びでサインをもらうが、フランス語なので読めない。実はお前には負けないと書いてあったのだ。
そして日本中が衛星放送でロンシャン競馬場を見守るなか、凱旋門賞はスタートを切った。先行したエルコンドルパサーは直線で早めに先頭に立つ。しかし後方の内ラチ沿いで末脚を矯めていたブロワイエが残り50mで襲いかかり、ゴール前でエルコンドルパサーを押さえて優勝してしまう。
レース後、エルコンドルパサーは電話でスペ子にその悔しさをぶつける。
気持ちを受け取ったスペ子はスズカとトレーニングを再開するのだった。
エルが負けて泣くところで少し泣けた。モンジューの名前は使わせてもらえなかったが、ベルばらコスチュームで何者かよく分かったw。
「江戸の仇を長崎で討つ」パターンでジャパンカップに入るようだ。なかなか構成が良い。
合宿回が1シリーズに2回あるのはどうかと思ったが、凱旋門賞があったから万事OKだ。9点!