2018年冬 ゆるキャン△ アニメ

ゆるキャン△ 第1話(新) 「ふじさんとカレーめん」(C-STATION制作)

投稿日:2018年1月5日 更新日:

△はテントの意味。
きららの本線ではない(きららジャンプがない)芳文社アニメがここまで作り込まれるとは思わなかった。作画が先ず良い。まるで「のんのんびより」のようなBGMで、のんのんさせる。
最初にアバンでメンバー全員が冬のキャンプを楽しんでいる様を出して、改めて本編からは時を遡り志摩りん各務原なでしこの出会いを描く。

場所は山梨県本栖湖畔キャンプ場。「ろんぐらいだ〜ず」のように志摩りん(東山奈央)が自転車に乗ってはるばる本栖湖までやって来る。キャンプ場の入り口付近で寝入っている少女を見つけるが、気にせずキャンプ場に一泊を申し出る。どうやら彼女はアウトドア派で11月の空いている時期を狙って一人でキャンプに来たらしい。富士山を見ると残念ながら雲がかかっていた。

 

寒くなってきたので焚き火を炊いて自炊していると暗くなってきた。トイレに行くと先ほどの彼女はもういない。帰ったかと思ったら背後から急に泣き声が、、、季節外れの幽霊かと思いぞっとしたが、聞いてみるとナデシコ(花守ゆみり)という名で今日山梨に引っ越して、早速自転車で本栖湖に登ってきたらしい。寝込んでしまって暗くなって道が見えなくなり、携帯も忘れたらしく家に連絡出来ないという。仕方なく、りんはカレー麺を奢ってやることにした。食べるとちょうど雲が晴れて富士山が顔を覗かせた。りんがなでしこに教えてやると、感激したあまり姉の連絡先を思い出すw。

第一回の演出としては最高である。間を十分にとってゆったりした流れを作り出して、夜のなでしこの登場からテンポを上げて行く。

主要メンバーは、りんの親友恵那の声に高橋李依、部長役に「本田ー!」こと原紗央莉、その友人でイヌ子役が豊崎愛生さらになでしこの姉としてあるいは運転手として登場すると思うが井上麻里奈が声の出演をしている。
豊崎愛生は「ゆるゆり」同様に関西弁のお姉さんだ。

作画による線のずれ(学校のシーンで急に線が太くなった)を調整すれば、これは田舎もの同様に傑作の予感がする。ただし、キャンプも「ヤマノススメ」同様に危険と隣り合わせ。誰かのトラウマになって、鬱回になることがなければいいのだが。

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