細菌に襲われる赤血球!
そんな赤血球のピンチを救ったのは、
ガスマスクに防護服をまとったような見た目をした「単球」だった。
この単球もまた白血球の一種の免疫細胞だという。気を取り直して鼻腔へと酸素を届けに向かった
赤血球だったが、またしても細菌に遭遇してしまう。
細菌の名は「黄色ブドウ球菌」。
この黄色ブドウ球菌は皮膚や毛穴などにいる常在菌だが、
今回は何やら免疫細胞に敗けない秘策があるというが……!?
その秘策とは合体技である。
ブドウ球菌とは連結してブドウ状になることからそう呼ばれる。
しかしそこに現れたのが正体不明の単球だった。
それが血管外に出るとマクロファージに変身して、力技で黄色ブドウ球菌を倒してしまう。
今回は誰かの成長物語ではなく、実は同一血球だったという謎解きだった。
次回は熱中症。でも涼しくなり、最早時期遅れになってしまった。もう少し早くしても良かったのではないか。