あそ研の部室に赤ちゃんを抱いてやってきた樋口先生。そんな先生を見て、思わずおめでとうございますと言う香純たちだったが、樋口先生は慌てて否定して、友達の赤ちゃんを預かっているだけだと告げる。赤ちゃんを見て、抱っこしてみたいとお願いする華子。赤ちゃんを抱っこした華子は、赤ちゃんからする匂いに歓喜する。そんなとき樋口先生に職員室から呼び出しがかかり、戻るまでの間、華子たちが面倒を見ることになるのだが……。
この赤ちゃんが映画「チャイルドプレイ」のチャッキーのように意外と凶悪である。なかなかブラックで三人を恐怖のどん底にたたき落としてしまう。
さらにオリビアの国で開発されたゲーム「メルヘンヘル」も可愛らしい外見で華子と香純は喜んでダウンロードするが、実はスナイパーゲームだった。しかも裏で糸を引いていたのは、あの将棋部だったのである。
最後はネバーエンディングゲームで締めて、いつの間にか終わっていた。
遊び限定でこれだけ笑いが続くとは、原作者はなかなかの実力である。
そもそも男子が主人公のギャグ漫画から視点を変えて女子を主人公にしたことが素晴らしい。可愛いだけの芳文社「きらら漫画」全盛の時代に一石を投じた。
第二期もストック次第でやるだろう。