今回のお客様はリザードマンと菜食主義を貫くエルフだ。
まずリザードマンのガガンボだが、村で最強を誇っている。7日に一度扉が開くのだが、最強の戦士にその店に赴き「オムライスオオモリ、オムレツサンコオモチカエリ」と呪文を唱えるとオムライスを出してもらえる。そこから猛然とナレーター桑島法子の熱い食レポが始まる。お代わりを食べた後、オモチカエリのケチャップオムレツ、チーズベーコンオムレツ、海老クリームオムレツを貰って代金を払う。そして元の村へ帰ると、勇者の帰還とオムレツを村人たちが待ちわびている。
後半はねこやに紛れ込んだエルフ(日笠陽子)は、肉以外のものを出せと言う。そこでお任せメニューとして出てきたのが豆腐ステーキとライス。ソースもおろしポン酢だ。エルフにとっては、なぜか懐かしい母の味に思えた。
前半の方が破壊力が大きかった。やはりオムライスはほとんどの子供が食べた洋食だ。それを言葉も拙いリザードマンをダシに使って、桑島法子のナレーションで全て賄うとは、監督もやりよるわい。