地上に現れた球体の巨大物体はドロモスと呼ばれるものだった。人類が神より奪った古代兵器だ。ガブリエルはそれを見て撤退しようとするが、エルは母を助けるためそれを拒む。シャリオスが謎の装置に手を突っ込むと、ドロモスはビッグオーのような巨大な手を出して波動砲を放ち、神の宇宙船を大破する。シャリオスの暴走を止めたのは、爆風に吹っ飛ばされてシャリオスにフライングボディーアタックを掛けたニーナだった。シャリオスがニーナをギュッと抱きしめると、レッドドラゴンに変身して国王のゴーレムと戦う。ゴーレムパンチもヘッドロックも受けておいて、ゴーレムの土手腹に風穴を開ける。しかしシャリオスと対峙すると動けなくなり、頭を撫でられると裸のニーナに戻ってしまう。しかしカイザルが囮になる間にリタとジャンヌはニーナを助けて逃げてしまう。リタはカイザルとファバロを救い出すために王都に戻り、ニーナとジャンヌは龍の里に隠れる。
このアニメの欠点は、大石静の脚本がドラマ的なのだ。会話の間がアニメ的ではないのだ。だからゆっくりに聞こえる。決して尺が余ったから引き伸ばしているのではなくて、脚本家が大河ドラマや朝ドラの人だから、仕方がない。
でも1クールを十分に使い切れたかというとやや物足りない。監督や演出家が足りない部分を補わなければ、2クールも同じ感じで進むだろう。