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笑ゥせぇるすまんNEW 第11話 「破滅症患者/私はアイドル」スーパードーン!でハッピーエンドw

投稿日:2017年6月13日 更新日:

Aパートは「破滅症患者」、笑ゥせぇるすまん得意の破滅に自ら突き進むサラリーマンの話。声の主演は津田健次郎で妻役は下屋則子

 

 

それよりBパートが面白かった。
間々野亜理は、地下アイドルをしている女子中学生夢与の母だ。亜理が昔抱いていたアイドルになる夢を、今は娘に賭けている。
しかし夢与は普通の中学生の生活に実は憧れていて、勝手に地下アイドルグループ脱退を決めてしまう。これに参った亜理喪黒福造に相談する。すると娘のネックレスと母のリングを薦められる。これを揃って身に付けていると、娘は母の言いなりになる。ただし時間切れがあり、リングが輝いたらすぐ外さなければならない。そうしないと大変なことになる。
夢与は、亜理の希望通りオーディションを受けて本戦に出場した。決勝当日、娘の出番前に停電があって時間が遅れる。修理が済んで娘が歌う頃、母のリングが輝きだした。しかし知らぬふりをしていると、娘が突然踊り始めて会場を飛び出し道路の真ん中へ。その時になって、母は自分の夢のために娘を犠牲にしたことを思い知らされるが・・・。

このBは傑作パロディだ。地下アイドルのステージママがどういう最期を迎えるのか固唾を飲んでいたが、幸せを呼ぶスーパードーンという予想もしないオチだった。これからもこのスーパードーンを使うのだろうか。使いすぎには注意してください。

 

笑えるポイントは、いくつかある。
まずキャラソン全力クリームソーダをこのエピソードのために作ったこと。サントラに入れるのだろうか。
呪われて踊り続けるのは、完全にアンデルセンの童話「赤い靴あるいはパウエル・プレスバーガー共同監督の同名映画のパクりである。
さらに喪黒福造のスーパードーンは母と娘を狙ったようで、その向こうから猛スピードで近づいてくるトラックを止めるためためだった。いつものドーンより10倍ぐらい気合いが入っていた。
そしてラストは、思わずオイオイと言いたくなるものだった。しかし生命の危機をスーパードーンで救い、その上母親本人の希望を喪黒が叶えてやった点で非常に稀なエピソードだった。

 

その上、この話は亜理の声を井上喜久子(17歳オイオイ)が演じて、夢与の声を実娘の井上ほの花(19歳)が演じているメタエピソードだ。

 

今日の放送の中では、フレームアームズガール第11話よりこのエピソードを何度も見入ってしまった。

 

さて井上ほの花は、第二の大塚明夫あるいは第二の潘めぐみになれるだろうか。二人の先輩が通ってきた苦労を乗り越えられるか?でないと、いつまでもママを応援するだけだぞ。

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