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風夏 第10話 「運命」死ななかった; 昭和元禄落語心中-助六再び編- 第10話 穏やかな春の日

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風夏は一週休んでついに交通事故のシーンの筈だった。
は無神経な言動を繰り返し、二人の人生を狂わしていった。それでも風夏は歌詞を完成させた。ついにライブ当日を迎え、風夏は落し物を拾うため、赤信号の横断歩道に飛び出すがトラックが急ブレーキをかけて助かる。
ライブは大成功だったが、終了後風夏がプロデビューのため独立を宣言する。
最終回間際になってアニオリ開始である。瀬尾公治は第二期は初めから望んでいず、二人のアイドルが両立する形でエンディングを目指すのだろう。そっちの方が趣味のいい終わり方だ。

昭和元禄落語心中2は、寄席の火災から何とか助かった八雲のその後を描く。
春が来て小夏助六に団子が食いたい、しんちゃんの時もそうだったと言うが、察しの悪い助六には通じない。思い切ってあんたとの赤ん坊ができたと知らせる。
八雲は寝たり起きたりの生活を続けていた。落語はできないが、穏やかな日を過ごしていたる。今日は機嫌が良さそうなので、小夏は弟子にしてくれと甘える。今まで何度も断られて来たが、八雲も微笑み認めてくれる。
八雲の最期の穏やかな日を描いている。落語を道連れに死ぬと言う覚悟は失せて、次世代や孫の世代に落語の明日を託そうという気になったらしい。
さらに最期のシーンを見ると、どうやらあの世からお迎えが来たようだ。死を予感する恐怖ではなく、穏やかだが死を受け入れる気持ちとはこのようなものだろうか。

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