夜になり、殺無生の宿を殤不患が訪ねて、何とか話し合いで解決できないか探る。
しかし 鳴鳳決殺を通り名に持つ殺無生はあくまで戦うつもりだ。殤不患と殺無生が刃を重ねようとしたとき、鬼鳥(凜雪鴉)が現れ、笛は誰が持っていても構わないから蔑天骸を倒すのを手伝って欲しい、そのあとで自分の首をくれてやると言う。蔑天骸に興味があった殺無生はその申し出を飲んで、また一行に一人仲間が加わった。
あっさり鬼鳥の話を飲む殺無生も殺無生だ。どうせだまされてしまうのだろう。本当に悪党なのは鬼鳥ではないかと思えてきた。