まずOPで五人目の部員千雨が登場。きっちり書き足している。
Aパートは由女と千雨の受験日と来夢先輩留年決定のお知らせ。受験日に世話係の羽音(CV上田麗奈)は口三味線でブルンブルンとしか言わないものだからどの受験生もサブリミナル効果で耳について離れなくなった。千雨は試験中バイクからの連想で、背が低いことがコンプレックスだったこと、ポケバイレースで勝ったことで自信が湧いたこと、足が短くて父のオートバイに乗れなかったことを思い出してしまった。
由女と千雨は無事合格する。たず子校長の友人明菜は千雨の母でたず子に挨拶の電話を入れる。たず子と明菜の思い出話はいつの間にかレースで来夢先輩がカワサキマッハ3を操り事故った思い出について。来夢先輩の卒業祝いを羽音ら学生は計画していたが、来夢先輩は永久に卒業できないのだ。
Bパートは新入生向け部活動説明会。バイク部は「ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ」とミュージカル「弱虫ペダル」のパロディ(ホンダシティのCMのパロディでもある)で出てくる。
壇上で舞い上がってしまった音叉から急に振られた羽音は、ぼけて笑いを取りつつ仲間を作ってツーリングすることの素晴らしさを語る。(ええ話や)しかしレース派の千雨はバイクで笑いを取る行為が認められず、舞台に一人上がりレースの凄さとハングオンを披露するが新入生は大爆笑、焦った千雨はだめ押しでもう一度ハングオンして見せる。
今回も最後の提供まで爆笑だった。あずにゃんとの対比で千雨がどうなるかと思ったが、真面目だが的外れなバイク馬鹿に描いていて良かったと思う。「ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ」はおそらくキャラソンとして発売されるだろう。凜(CV東山奈央)はいなかったが、スズキについても歌う以上いて欲しいな。部活動説明会での迷演説を聴いていて、うえしゃまはもう花澤香菜劣化版などと呼べないと思った。彼女は村川梨衣ともども明日の声優界を担う人材である。