彼女たちが乗っていたケッテンクラートが故障する。チトとユーリには修理する技術がない。
そのとき、無人飛行機が飛んでいるのが見えた。そしてそれを追いかける女性の姿を見つけた。女性イシイは飛行機を作った本人だった。イシイはケッテンクラートを一目見て、修理できそうだと言う。その代わり、手伝って欲しいことがあるそうだ。
イシイは地下にある空軍基地に彼女らを連れて来た。ここに住んでいるとイシイは言う。さっきの飛行機は実験用だそうだ。彼女は本当に乗り込むための飛行機を披露した。まだ未完成の部分はあるがもう少しで完成だ。それを彼女らに手伝ってもらい、代わりにケッテンクラートを修理するのだ。
そしてついに完成する。ささやかな芋パーティーを開いてみんなは祝う。そこでイシイはどこへ飛ぶのかチトが尋ねる。イシイは隣の都市へ行くものだと答える。どこにも行けなくなったら絶望しかないとも。
いよいよ出発だ。順調な滑り出しを見せたが、途中でバランスを崩して空中分解してしまう。それでもイシイはパラシュートのおかげで助かった。おそらく下層に降りるだろう。
二人も西の食糧倉庫を目指して出発する。
女が三人の旅は出来なかったのだろうか。結局、人間は孤独な生き物だ。
今回のゲストは三石琴乃。ベテランばかりゲストに起用する。このまま行くと、あと二人最終回までに登場しそうだ。