フォスは速く走れるようになったが、スピードを制御できない。止まりたいところにも止まれない。イエローダイヤが来てくれて、やっとブレーキをかけてくれた。
ルチルとイエローダイヤは先生に相談する。フォスは戦わせてくれと言うが、最も軽い剣でも持つのに必死だ。先生はフォスになぜ戦いたがると問う。すると「先生が好きだから」と唐突な答えを返す。これには先生もポカーンである。そこで先生はアメジストの見回りについていけと命ずる。先生はさらに先日の拉致事件について尋ねるが、フォスは思い出せない。でもニンゲンという言葉だけは覚えていた。それには先生もギョッとする。
アメジストは一人のように見えて実は双晶で二人に分かれる。そして一緒に見回りをして2日目の夕方に月人に襲われる。
やはりフォスにはまだ戦う覚悟が無かった。アメジストはバラバラになって元に戻るのだろうか?
先生は人間という言葉を聞いて机を叩き割ったが、彼は人間だろう?最後の人間なのか?あるいは月人もニンゲンの仲間か?