タイトルは詐欺で、何とハッピーエンドだった。多田くんはこれから大変だぞ。女王様の夫なんて、よほど心が広くなければ出来るわけがない。報道キャメラマンの夢は捨てなければいけないし、18歳を前にして人生は終わりとは言わないが、かなり制約が付く。
もしテレサが女王の座を捨てるのであれば、過去にも英国のエドワード8世のように王座を捨てた人はいるのだが,側近の生活保障も切り捨てることになる。
アレクとシャルルをくっつけたが、途中で方針転換をしたのではないか。
全てにおいて、このアニメは無理があり過ぎる。もちろん大人の目から見たことだが。
そもそもハッピーエンドにするなら、会いたいのに会えない「君の名は」効果を狙うべきだった。9話までずっと会っていて、会えなかったのは10話だけというのは、身分の違う二人が結ばれるきっかけとして弱過ぎる。
何故9話までズルズル引っ張ったかというと、多田くんが奥手だったからだ。多田くんはもう少し積極的な方が話を動かしやすかったはずだ。
もちろん、最終回のハッピーエンドは驚いたし良かったのだが、今までのストーリーと一貫性がない。
だから初回後の期待値と比べて最終順位は低かった。