ヴァイオレット・エヴァーガーデン 第2話 「戻って来ない」 人の気持ちは裏腹であることに気づき始めるヴァイオレット

ヴァイオレットとギルベルトの出会いはギルベルトの兄が戦場でヴァイオレットを拾ったことだった。

ヴァイオレットはCH郵便社の自動手記人形見習いとして働くことになる。リーダーはカトレア、クラウディアの愛人らしい。他に自動手記人形の仲間は眼鏡のエリカと勝気な新人アイリスがいる。まずは教則本を早速マスターして、自動手記人形について実地研修に入る。

しかし感情を持たないヴァイオレットは、客の言葉をまともに受け止めてしまい、かえって客や他の自動手記人形との間に摩擦を起こす。エリカは、ヴァイオレットは自動手記人形に向いていない、なぜ志願したかと問うが、ヴァイオレットは愛しているという言葉の意味が知りたいだけと答える。その真剣だが幼い眼差しに心を打たれる。

アイリスがヴァイオレットをクビにしろとクラウディアに頼んだときに、エリカはヴァイオレットを独り擁護する。そんなエリカを見て、やめろと言ったり辞めさせるなと言ったり、気持ちが裏腹だと言う。エリカは照れ隠しに急に歌うよw。

さすが京アニ、エリカ（茅原実里）が急に歌う見せ場は用意してくれる。

自動手記人形と呼んでいるのは、タイプライターを使う代書屋のことであって、ロボットではない。ただの人間だ。ただヴァイオレットだけが戦場で育って感情が欠落しているため、ロボットみたいに見えるだけなのだ。

今回、ようやく人間の機微の存在に気づいたヴァイオレット。次回は専門学校に行かされるようだ。鬼教官との出会いが待っているに違いない。