2019年冬 アニメ

ケムリクサ 第1話 (新)Avex・Movic・フライングドック提供、配信ではアマゾンプライム最速でニコ生はタイムシフト無し

投稿日:2019年1月10日 更新日:

赤い霧に包まれた、荒廃した建造物に囲まれた人気の無い世界を舞台に3人の姉妹が生き抜く物語。
物語の中心的人物でまとめ髪の特徴的なりん、猫耳でいつもおっとりしているお姉さんキャラのりつ、メイド調の服に身を包み天真爛漫なムードメーカーりな。
謎多き世界でこの姉妹が目指すものは一体…

この作品はもともと2012年に発表されたたつき監督の30分同人アニメ(「CGアニメコンテスト」作品賞受賞)であり、それを新たに1クールに発展させた商業アニメである。生きるために(赤)虫(≒セルリアン)と呼ばれる敵を萌えキャラ(≒ハンター)が倒していくディストピア・ストーリーで、後のアニメ「けものフレンズ」のあらすじや台詞にも多大な影響を与えた。唯一異なる点は、男性キャラ(わかば≒かばんちゃん)が登場する点だ。かばんちゃんは女性だと思い込んでいる人も多いが、実は性別は明らかにされていなかった。

今回は同人アニメ(1話に相当)と比べて、りなが6つ子ではなく5つ子になっている。ただし「また減らされた」とリナが劇中で言っているから初めは6つ子だったかも知れない。

商業アニメ初回のあらすじはアカムシが二体現れ、一体はリン(CV小松未可子)とリツが倒すが、もう一体は相打ちになってリナを失う。そこに初登場したワカバ少年(CV野島健児)をアカムシの変種とリンたちは勘違いして捕らえる。しかしワカバの叡智で三体目のアカムシを見つけてリナを一人救助する。主人公リンはワカバの勇敢さに思わずポッとなってしまうw。

もちろん、ディストピアらしく謎は多く考察班は必要だ。今回もフル稼働してくれることだろう。

 


 

 

一昨年角川に切られたから、てっきりスポンサーが付かないと思っていたら、凄い顔ぶれが付いているw。その上、主題歌はナノ(ホリプロ)の「KEMURIKUSA」だ。オーイシのお兄さんも良かったが、こっちも凄い。ジャストプロが付いているし、芸能界の本流はこちらに付いたかな。主演が小松未可子になったのも、小松の属する平田オフィスが、来年大河に主役明智光秀役で出演する長谷川博巳や宮崎あおい、多部未華子、松岡茉優(ヒラタインターナショナル)を擁する芸能事務所グループだからだ。わかば役の野島健児が青二プロ所属だから声優事務所側も老舗は角川の専横に拒否反応を示している。これでは「けものフレンズ2」に勝ったも同然か。

とは言え、頭を使って考察するのが嫌いなフレンズは「ケムリクサ」を見てくれない。それは仕方がない。

 

 

 

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