何気に豪華声優陣を起用している。花澤香菜と前野智昭以外は別撮りだろうが。
体内の細胞を擬人化した漫画をアニメ化した作品。原作は連載3年目だが、すでにスピンオフが3作品も作られている。
第1話は「肺炎球菌」が赤血球を襲ってくる。それを白血球やキラーT細胞が退治する話。
なかなか面白かった。肺炎球菌は肺炎の原因となる細菌のうちでも重要なものだ。幼児の場合は急性中耳炎や成人の場合は髄膜炎の原因にもなり重症化する。高齢者には予防注射が公費負担されている。ただし少し痛い。
若干敵を倒すシーンがグロテスクなので、NHKでは放送できない(BBCなら許容範囲内)のが残念だ。
こんなこと知ってるとネットで言っているアホが多かったが、アホな子どもには肺炎球菌の恐ろしさが分かっていない。死ぬときは肺炎を起こすものなのだ。学校を卒業後の成人にこそ注意を促す意味で見て欲しい作品だ。