その身体的特徴のバランスを崩すことで力を暴走させる対聖人専用特殊攻撃術式『聖人崩し』。 奥の手も届かず倒れ伏した天草式の前に姿を現したもうひとりの『聖人』――神裂が、アックアと刃を交える。 強大な力を持つものは不用意にそれを振るうべきではないという神裂に、才能があるものだけが戦場に立ってよいのだというアックア。 『聖人』同士の次元を超えた戦いを前に、天草式は自分たちの無力さに打ちひしがれる。しかし、その極限の戦いの中で神裂が口にしたのは、彼らが真に望み、待ち焦がれた言葉だった。 そして、訪れた決着の裏では、ローマ正教の闇の奥から『神の右席』最後のひとりが動き始めていた。その狙いを、イギリスに定めて――。
結局、アックワに敵わなかった神裂火織は上条の右手と五和の聖人殺しに頼ったわけだ。
神崎が上条を好きで五和と張り合う気があるとは知らなかった。
さらに美琴が上条と付き合う目は完全に無くなったようだ。
最後の神の右席フィアンマが登場したが、さらにラスボスっぽいのも登場。