ヒナまつり 第7話 「看板娘アンズ始めました」

今回も人情あり、ナンセンスあり、恋愛ものありで楽しかった。

構成は三つに分かれていて、まずアンズが来々軒を手伝い始める。最初は奥さんを見て覚えた。そして独り立ちして最初についたのが新田だった。一杯800円のラーメンなんて、今までのホームレス生活では味わえない料理だ。お勘定まで自分一人で会計をして、アンズは今までにない充足感を感じた。

次は新田に学園生活が楽しくないなら楽しくしろと言われてヒナが思いついたのが、生徒会選挙の立候補。しかし立会い演説をしろと言われて、困り果てる。そこで新田は親分に聞くと、顧問弁護士に原稿を書かせるという。立派な生徒会長立候補の演説ができたが、一年生は生徒会長になれないw。結局、書記に選ばれ、やる気を失い、瞳が書記代理として働かされる。

新田は詩子に粉をかけ続けるが、相手にされない。そこでヒナと瞳が代わりに詩子の店に行き、新田とデートしてやってくれと頼む。詩子は重い腰を上げ、一晩付き合うが…。

完璧な構成だ。もちろん、小ネタも効いていた。今後の新田と詩子の関係性の変化が楽しみだ。

8点！